社会保険料節約できる⁇簡単な方法は?

生活

皆さんは社会保険料と言われてなにが社会保険料に該当するかご存じですか?
サラリーマンのようにどこかの会社に所属して働いている方は給料明細を見てください。
そこに「健康保険料」、「厚生年金保険料」、「雇用保険料」、40歳以上の方であれば「介護保険料」が、給料から天引きされていると思います
これらを一般的に社会保険料と言います!

この社会保険料、実は節約が可能です!!

ただし、節約ができるのは雇用保険料を除く、「健康保険料」、「厚生年金保険料」、「介護保険料」ですので、この記事ではこの3つを社会保険料と呼びます。

どのような方法で節約が可能か記事にしたので、読んでみてください。

社会保険料ってどのようにして決まるの?

 節約をするうえで必要なことが、
 どのようにして社会保険料が決まっているかを知るということです。
 原因が分からないと、対策もできないですからね!

 結論から言うと、
 3カ月の給与の平均額によって決まります!

 「3カ月」の給与の平均を都道府県ごとの表(保険料額表)に当てはめて社会保険料を決定します!
 ここで節約のポイントになるのが「3カ月」というこの期間です。
 手取り額ではなく月の総支給額の平均によって決まります。
 ※総支給額とは社会保険料や所得税、住民税などの税金が引かれる前の金額のことです

「3カ月」が重要

 ではいったいこの「3カ月」とはいつのことを指しているのかというと
 社会保険料が決定するタイミングに関係します。
 社会保険料の決定には、定時決定と随時決定と呼ばれる2つのタイミングがあります。
 
 ①定時決定
  毎年4月、5月、6月の3カ月の給与の平均(※標準報酬月額)によって、
 9月から翌年8月までの社会保険料が決まります。

 ②随時改定
  固定給に変動があった月から3カ月間に支給された給与の平均(標準報酬月額)が、
 変動する前の標準報酬月額と2等級以上差が生じた場合。

※標準報酬月額・標準賞与額とは?


 健康保険・厚生年金保険では、被保険者が事業主から受ける毎月の給料などの報酬の月額を区切りのよい幅で区分した標準報酬月額と税引前の賞与総額から千円未満を切り捨てた標準賞与額(健康保険は年度の累計額573万円、厚生年金保険は1ヶ月あたり150万円が上限)を設定し、保険料の額や保険給付の額を計算します。
 健康保険制度の標準報酬月額は、健康保険は第1級の5万8千円から第50級の139万円までの全50等級に区分されています。(区分については、こちらの都道府県ごとの保険料額表をご確認ください
 また、健康保険の場合、標準報酬月額の上限該当者が、3月31日現在で全被保険者の1.5%を超えたときは、政令でその年の9月1日から一定範囲で標準報酬月額の上限を改定することができることになっています。
引用元:全国健康保険協会 協会けんぽ

 随時改定は固定給が変わったときに適用されます。
 固定給とは、基本給・通勤手当・住宅手当・扶養手当等の、基本的に金額が月ごとに変わらないものを指します。
 随時改定が行われるタイミングで多いのは基本給が上がった・下がったタイミングなのです。
また、定時決定は4月~6月までの標準報酬月額を見ますので、基本給が変動するタイミングと一致すると思います。
 
 つまり、まずは定時決定の4月~6月の給料に注意することが必要です!

変動給をコントロールしよう!

 変動給とは固定給とは違い、毎月決まって支給されないものいいます。
 変動給の中で代表的なものと言えば、残業代です!ほかにも夜勤手当や歩合手当など。
 ただし、固定残業手当のように毎月固定で支払われる部分は固定給に分類されるので注意が必要です。

 変動給は固定給と違い、自身の頑張りや実績が手当としてすぐに給料に反映します。
ほとんどの企業では、4月の実績は5月に支給されるといったように翌月に支払われると思います。
 
 つまり4月~6月に支給された給与の平均で標準報酬月額を決定する定時決定では
3月~5月の残業等の変動給の額が重要になってきます!!

具体的には

 とは言っても、3カ月の間残業等を調整するのは、大変です。
1人で仕事しているわけでもなく、仕事があるのに残業しないわけにもいきません。

 そこで私が実際に行っているのは、5月のみ調整するやり方です!
具体的には、3,4月は通常通り残業の必要があれば残業し、5月に残業の必要があるときは
数時間であればサービス残業をする、6月に回せそうなものは6月に入って片づけるといった方法です。
もっと言うと、5月の最後の週だけ調整してもいいと思います!

簡単ではありますが、節約のための手順を載せておきます!

手順

  1. 4、5月に支給される給与(変動給まで含んだもの)を把握する。
  2. 5月分の残業手当を含んだ6月の給与がいくらになるか予想する。
  3. 予想した6月分を含む3カ月の平均が保険料額表のどの等級に該当するか確認する。
  4. 前後の等級と比較して、次の等級の範囲に入りそうなときは、残業等を調整する。
    すでに超えているときは、その次の等級に入らないよう注意する。

 この手順で、変動給をコントロールしてください!

節約効果はどれくらい?

保険料額表を見ていただいた方は、すでにお気づきかもしれませんが、
毎月の社会保険料を決める標準報酬月額は、3カ月の給与平均が1円変わるだけでも
変動する可能性があります。


 では実際に平均1円変わるだけで、毎月の社会保険料がいくら変わるか見ていきましょう!

例)東京都の会社に勤務する標準報酬月額30万円の30代の人の場合
  (40歳未満のため介護保険なし)
  
  標準報酬月額30万円の社会保険料は
   健康保険料・・・・・14,760円
   厚生年金保険料・・・27,450円
   合計・・・・・・・・42,210円となります。

  標準報酬月額がひとつ下がった場合
  標準報酬月額28万円の社会保険料は
   健康保険料・・・・・13,776円
   厚生年金保険料・・・25,620円
   合計・・・・・・・・39,396円となります。
  標準報酬月額30万円と比べると2,814円の負担減。

  標準報酬月額がひとつ上がった場合
  標準報酬月額32万円の社会保険料は
   健康保険料・・・・・15,774円
   厚生年金保険料・・・29,280円
   合計・・・・・・・・45,054円となります。
  標準報酬月額30万円と比べると2,844円の負担増。

  標準報酬月額がひとつ変動すると約2,800円毎月の負担額が変わります。
  年間で2,800円×12か月で33,600円変わります!!
  

 この毎月約2,800円を多いと感じるか、少ないと感じるかは、それぞれだと思いますが
私はこの金額差が平均が1円違っただけで発生したら悔しいです(笑)

 2等級変わってしまうと、昇給したのに手取りが変わらないなんてことにもなりかねません。

最後に

 今回、社会保険料節約の方法をご紹介しましたが、一概に節約したらいいというものでもありません。紹介しといて、何言ってんだと思われるかと思いますが…。

 社会保険料に含まれる厚生年金保険料は、将来の年金額に影響しますし、個人の社会保険料によって相互扶助の観点から、誰かを支えているものでもあります。
 また、会社の決まりやルール等あるかと思いますので、それらを逸脱しない範囲で上手に節約していただけたらと思います。

 この節約法によって、ちょっと贅沢できたり、欲しかったものが買えたり、なにか皆さんのちょっとした幸せになればと思います。

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